鋼鉄のうばたま

メタル好き主婦のごちゃ混ぜブログ

ダウンロードフェス2019・前半

2019.3.21(木・春分の日)

ダウンロードフェス開催日である。

 

この日が来るのが当然の事ながら、楽しみで楽しみで仕方なかった。

その反面、少しだけ怖れてもいた。

 

ついにslayerに会える!

 

・・・

 

しかしそれは、この目で観るのが最期の日になるのかも知れないのだ。

 

slayerのライブを楽しみに出来る事の何と幸せな事よ。

 

複雑な想いで朝を迎える。

 

だがしかし、会場を目の前にする頃にはもうそんな心境ではなかった。

覚悟が出来たのかと言えば、決してそんな事は無い。

他のバンドへの想いも手伝って、ただただ胸は熱かった。

 

 

9:30開場

 

物販の列の長さに若干の不安を抱きつつ入場。

オープニングのLike a stormは絶対に観たい。

 

思いの外スムーズな入場で、朝御飯にステーキ丼とビール×2を摂り、場内を彷徨っていても時間に余裕があったので、物販を先に済ませとけば良かったと、後に激しく後悔する事になる。

 

早起きして早く来りゃ良いんだが、栃木から幕張だとちょいとしんどい。

 

↓タイムテーブル


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これを見て、13:45スタートのArch EnemyからSlayer迄TEARS STAGEに張り付く事に決定。

それに備えての行動となる。

なかなかの長丁場だ。

 

 

10:30~Like a storm

ニュージーランド出身の4人の若人。

黒髪ツンツン頭のバットボーイズぽいイケメンがフロントマンの様だ。

曲調もほんのりそんな感じも漂わせつつ、モダンへヴィネス且つ正統派。

最近の系統はおばちゃんには何と表現したら良いか、正直戸惑うのだか、ノリの良さ、アグレッシブさ、グルーブ感、演奏力の高さ、曲とルックスのWカッコ良さで、大きな花丸である。
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↑ステージ中央には2体の骸骨さんが筒を持っているが、実はこれ、ニュージーランドの民族楽器、ディジュリドゥである。

 

1000年前から存在する世界最古の管楽器で、木製でありながら金管楽器に分類され、そのビィオビィオといった音はかなり独特である。

 

勿論飾りでは無く、この伝統楽器を上手く曲に織り込んでいて、非常にカッコ良い雰囲気に仕立て上げている。

メタルの懐って結構深いよな。

 

しかし、実はこの時私、ヴォイスチェジャーみたいな物だとずっと思っていた。

音的には、モトリー・クルーkickstart my heartのラストに似ている・・・様に私には聴こえたのだ。

 

口の動きから「あれ?」とは思ったんだが、無知とは残念なモノである。(腹式呼吸で音を出すとの事)

 

黒髪のクリスがヴォーカルかと思えば、上手ギターの長髪メタルボーイのマットもメインヴォーカルを務めたりする。

 

クリスがシャウト系+ハスキーヴォイスなのに比べ、こちらの彼の声は少しオルタナ系の憂いと哀愁を感じさせる声質。

 

どちらもセクシーで良い声である。

曲に合わせて巧く変えている様だ。

 

下手のベースのケントはグロウルが巧い。が、メインヴォーカルはとらない様だ。

この弦楽器隊は何と兄弟との事。

Greta Van Fleetみたいだな。(共通点3兄弟ってとこだけw)

 

あ、ディジュリドゥはクリスが演奏する。

彼はフロントマンとしても素晴らしく、よく場を盛り上げ、ラスト辺りでは客席に降りたりして大いに観客を興奮させた。

 

曲は良いし演奏も良いし華も有る、素晴らしいバンドだ。

正直、様子見で“まぁまぁ”程度だったら途中で抜けて物販に行こうと思っていたのだが、全く目の離せないバンドだった。

周りを囲む客は増えるばかりだったし、地蔵も少なかったので、オープニングとして大成功だったと言えよう。

今後も要チェックだ。

 

11:30からのAmarantheはパス。

こんな良バンドを何故?!とお思いの方もいらっしゃるだろうが、女性クリーンボイスのメタルはあまり好みのジャンルじゃないので仕方がない。

 

他に何も無いなら観ていたい所なのだが、Slayerグッズを入手しなくてはいけない。

背中で演奏を聴きながら“やっぱAmarantheは凄いよなぁ・・・”と思いながら去る。

 

素晴らしいのは分かるが、これを読む殆どの方が由紀さおりさんのコンサートには行かないのと同じ感覚だと思って頂きたい。

(余談だが、私は日曜日のラジオ番組「由紀さおり 歌の宝石箱」が好きだ。)

 

 

さて、ビールを持って物販列に並ぶが、なかなか進まない。

思った以上に時間を取られる。

狼の頭を被った日本のバンド、Man With A Missionのパフォーマンスも観てみたいと思ったのだが、これも叶わぬ事となった。私には無縁だったのだろう。

 

物販でやっと自分の番となったら、何と完売ばかり!大ショック!

VIP用物販に大分流れていた様だ。

SlayerのTシャツだけは、一番欲しかったデザインでは無いとは言え、何とかSサイズを入手出来たのでまぁ良いのだが、このVIPへの好待遇は少しやり過ぎでは?と思わずにはいられなかった。

ステージ前は全てVIP専用、しかも広いし。

次回があったら無理してでもVIPチケットを取った方が良いかも知れないと少し考えてしまう。

 


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↑赤い犬のキャラクターに敵対心でも持ったのか、チーバ君現る。

 

 

Halestormを遠くで眺めながら、油淋鶏丼とジーマでエネルギーを摂取。

ライブを観ながらの食事って最高に贅沢な気分だ。

 

 

トイレを済ませ、水を購入し、Tears stageへ向かう。

嬉しい耐久戦の始まりだ。

 

途中で何人もの日本メタルバンドのメンバーを見掛ける。

大好きなunitedの大谷さんには厚かましくも思わず声を掛けてしまったが、優しい大谷さんは温かく対応して下さった。

握手までして下さって本当に有難う御座います!

 

 

13:35~Arch Enemy

こっからです!私が全力で楽しむのは!

Mr.ラウドパークことマイケルアモット率いるアチエネ、ダウンロードにもやっぱり参加してくれた!

呑気に飯喰ってたものだから、若干ステージから遠くなってしまったが、見易い所に立つ事が出来た。
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流石の人気っぷりで、大歓声に包まれながらのスタートとなった。

ギターが威嚇し、泣き、唄い、リズム隊が血を沸かせ、緊張を与え、アリッサのダイナミックなパフォーマンスと咆哮がアチエネの世界を完全に仕上げる。

演奏力の高さはいつもながら。


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しかし実を言うと、若干綺麗に収まり過ぎてる感じがし、熱くなり切れていない自分が居た。

 

はて、何が足りないのだろう??

彼等は完璧に見える・・・。

 

その答えはラストの名曲中の名曲、Nemesisが出してくれた。


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この神曲のイントロが流れた途端、私の血は沸騰し、会場と一体になって雄叫びを上げた。

ステージから溢れるオーラもガラリと変わった。

周囲全員が一斉に踊り出す。

この曲には観客を呑み込み、一体にする特別な力がある。

これがアーチエネミーだ!

 

この力が若干ではあるが、先程迄は弱かった様な気がしたのだ。

もしかしたら私のコンディションに因る物かも知れない。

何言ぃやがるんで!アチエネは最初っから最後まで最高だったよ!て方はきっと沢山いる事だろう。

 

何はともあれ、ラストで私も大感動!

5月のブラックアースが大変楽しみである。

 

アチエネが去ると、人が大きく動いたので急いで前方へ移動。

人の波を掻い潜り前後左右も分からなくなった頃、柵が見えたのでそれを掴んだ。

そしたら何と一般エリアの最前列だった!

それに気付くと同時に、ポツポツ空きがあったこの柵前はみっちり人で埋まった。

物凄くタイミングが良かった様だ。

 

 

最高の場所でSlayerが拝めるという訳だ。

私は柵を両手でがっちりと握り締めた。

 

後半へ続く。

 

カタコームズ

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