鋼鉄のうばたま

メタル好き主婦のごちゃ混ぜブログ

日本三大稲荷 ・ 笠間稲荷神社 は彫刻好き必見!

茨城県笠間市笠間稲荷神社へふらっとドライブがてらに行って来ました。

「あー、何か聞いた事ある」くらいの認識で行ってみたら、周囲は土産物屋や名物料理店が並び、観光地として整備され、鳥居は大きくて大変立派。おやおや?

なんと「日本三大稲荷」の一つなんだとか!

恐れ入りました!
門前通りには、胡桃饅頭・いなり蕎麦・団子など目を惹く商品がずらり。

鳥居を抜けるとすぐに仲見世通りがあり、雰囲気があって良いですね。

参道脇に左右並んでいます。

祠なんかも販売していてビックリ。

見てると「良いなぁ。うちにも欲しいなぁ。」と思えてくるの不思議。

笠間焼やおせんべい、ソフトクリーム、縁起物などお土産、色々あって見て回ると面白いです。

仲見世通りを抜けるとまず右手に手水舎が現れます。

 

ご覧下さい!

素敵です!

※私は御朱印よりも御利益よりも彫刻が好きです。

 

唐獅子や龍、十二支、天の引き戸などが彫ってあり、大変興味深いです。ここを鑑賞しているだけでも有意義な時間に思えます。

後日調べた所、天の引き戸の下に「富岡清 作」と彫られており、この手水舎の彫刻の大半は彼の物じゃないかと個人的は思うのですが・・、素人の推測なので参考までに・・。

この荒々しい唐獅子、気合入ってますねー。素晴らしい!

これは本殿にも期待が膨らみます。

 

 

つい先を急ぎたくなりますが、ここで、左手の休憩所みたいな建物に興味を惹かれたので先に覗いてみる事にしました。

下にはベンチ、建物脇には自動販売機が並んでいますが、ここは絵馬殿。

上を見上げてビックリ!!

見応えのある立派な大絵馬や奉納額がびっしり!

昭和・大正・明治、更には文久とか書いてあります。
もっと屋内で大事に展示しても良いんでないの?と思わずにはおれない物ばかり。
暫し鑑賞。
何枚か、「胡桃下稲荷神社」と書かれていたのが気になりました。
門前通りでもやたら胡桃が入った商品があるなと思ったら、この神社の始まりが、元々胡桃の大木の下(又は胡桃の密林)の祠からだったそうです。

そこで、この神社の創建について調べてみました。
創建は、社伝によれば孝徳天皇の時代、白雉2年(651)と大変古い。
これが先程述べた祠です。現代でも別称「胡桃下神社」と言われているんだとか。
その後、桜町天皇の時代、寛保3年(1743)に笠間城主・井上正賢により社地社殿が拡張。

この井上正賢の一族に門三郎という大変信仰熱心な方がおり、利根川流域を中心に信仰を広めた事から、「紋三郎神社」とも呼ばれたそうです。

延享4年(1747)牧野貞通により境内地・祭器具等が寄進され、以来歴代藩主の篤い尊崇を受ける。

 

絵馬殿を背に先に進むと、立派な楼門があります。

  大きな楼門です。「萬世泰平門」と云うらしいです。

右大臣と左大臣が祀られています。

この二つの像には説明書きがありました。

随身の像・楼門(萬世泰平門)の左右には、矢を背負い、剣を帯びた随身姿の神像が奉安されています。右側が「豊磐間戸神」(トヨイワマドノカミ)で右大臣、左側が「奇磐間戸神」(クシイワマドノカミ)で左大臣といいます。この二柱の神は、稲荷の大神をお守りする門戸の神であるとともに、社殿や神域を守り、清浄にする神です。この随身の御姿は、文久年間に安芸の名工、鷲尾石鸞(わしのせきらん)によって作られました」(原文ママ

また、左大臣の傍らに二本の矢が展示されており、それは平成国開之儀で放たれた大鏑・小鏑であり、昭和天皇御即位の時の矢でもあるそうです。

日本の平和泰平を願って献納されたとあります。

随身の像を撮ろうとするが、反射して全く上手く行きませんでした。

楼門の裏側には立派なお馬さんが。

楼門を潜り、右側には藤棚があります。樹齢400年にもなる藤で、県の天然記念物に指定されており、咲く頃には大変な人出だそうです。

2株あり、内一本が八重。

 

拝殿↓は朱塗りの美しい造りなのですが、全体を撮り忘れる痛恨のミス。

拝殿の上部には至る所に絵が飾られております。
脇左右には絵と彫物がセットになった様な作品もあり、面白いです。
この拝殿は昭和35年に建てられたそうです。

拝殿から本殿へ移動しようとした時に目に入った一枚の大絵馬。右側の廊下に掲げられています。

神社全体が美術館の様ですね。

 

さて、いよいよ私の大本命、本殿です。

見上げた瞬間、息を呑みました!

逆光で見え難くて残念!

これは凄いですね。
脈打つ様なうねり、躍動感、荒々しさ、建物全体がまるで生きているかの様な素晴らしい彫刻です!!
ここまで素晴らしい物はなかなかお目にかかれない事でしょう。ため息ばかりが出てしまいます。
この本殿は国の重要文化財に指定されており、江戸時代末期の安政・万延年間(1854~1860)の再建だそうです。
屋根は入り母屋造りの銅板ぶきで。総欅の権現造りです。

当時名匠と言われた後藤縫之助の作、三頭八方睨みの龍や牛若丸と天狗、海老虹梁には昇り降り竜、手挟みの鳳凰牡丹唐獅子、そして、弥勒寺音八と諸貫万五郎の作、蘭亭曲水の図などが見られます。

左甚五郎のお弟子であり、神社周辺にお住まいだったそうです。

彫りが実に深い!

言葉が出ない・・・

状態もとても良いですね。有難い事です。
こんなに立派な建物を建てて貰えて、神様もきっと喜んでいるに違いありません。
更に進むと、美術館などがありましたが、この日はもうあまり時間が無かったことから入りませんでした。

また、秋になると「笠間の菊祭り」という祭典が催され、大変賑わうとの事です。

これは日本最古の菊祭りとされ、今年で111回。10月20日~11月25日に開催されます。(※平成30年)

他にも、この神社さんの年間行事を見てみると、まぁ色んな祭りや行事の多い事!思わず宮司さん大変ね・・・と言いたくなります。

是非チェックして、どうせ行くなら何か催されている時に行くのも良いかも知れませんね。

 

笠間稲荷神社HP

 

それでは、また♪