今年の夏は、よその地域の祭りの雰囲気を観てみたい! と、いう事で行って参りました。
8月15日 からかさ万灯
茨城県土浦市大畑にある、鷲神社という所で毎年8月15日に行われる、五穀豊穣・雨乞いなどの祈願を込めて、江戸時代中期から続く例祭です。
メインは巨大な、直径5メートルのからかさを模した花火です。
それだけでも十分興味深いのですが、私が惹かれたのは、点火前に行われる、おかめ・ひょっとこなどの踊り、お囃子などがあるという所です。
これぞ古からの伝統の祭り!って感じがしそうではないですか♪
しかし、当日は生憎の雨。
↑雨の中、からかさにビニールを掛けてる様子。
徐々に雨脚は弱まってはきていて、点火する頃には止みそうでしたが、余興は中止。
カラオケか何かだったのでしょうか。
ちょっと残念です。
早めのおかめ・ひょっとこの踊りのスタートとなりました。
よく神社で見掛ける舞台神楽では無く、鉄パイプなので作られた特設ステージでした
↑この左のお囃子の所で踊ってるおかめの子が飛び抜けた巧かった(゜m゜;)
どうやらお囃子も踊りも地元の小中学生の様です。
集まっていっぱい練習したんだろうなぁ・・
一生懸命さが伝わって、おばちゃんホッコリ(´ω`)
↑おかめの次はひょっとこ
さっきのおかめもですが、皆で揃って同じ動きをするんでなくて、バラバラ!形はほぼ同じなんだけど、少しずつズラして踊ってるみたいです。
忘れちゃって隣り見つつ・・なんて出来ないからしっかり覚えて無いと踊れないね。感心しました。
続いてこちらは大人の方による狐さん。
メリハリのある気迫溢れる舞いで空気が変わる。
だんっ!と床を大きく鳴らしたり、熟練の大人ならではの魅力ある迫力。
この頃には雨は殆ど止んでました。
小休止挟んで、おかめからもう一通りやってくれたのは余興が中止になったからかな?
その横では、花火の準備がせっせと15人体制くらいで行われていました。
その最中・・・
バキバキバキバキッッ!
竹の割れる嫌な音Σ(゜Д゜)
どうやら傘を立てる際に倒れてしまった様です。
キャー!ま・さ・か・・・
と、ちょっと最悪の事態を一瞬想像してしまいましたが、大きな音の割には損傷は大したこと無かった様です。
良かったーー(*´∀`)
狐さんの舞いも終わり、お偉方のちょっと長い挨拶も終わり、いよいよ、待ちに待った(と言っても実は予定の時刻より30分以上早く)点火の時がやって参りました。
点火の場所はなんとステージです。
ステージの上の高い位置から、からかさまで導火線が張られてました。
点火すると見物客の頭上を火が駆け抜け、あっという間にからかさに火が放たれます。 これは面白い!
動画録れば良かったー(>_<)
↑綺麗だろう・・・これ、拾い画なんだぜ?www
スマホのカメラじゃ全然ダメだったので、早々に撮影を諦めて、ガッツリ脳裏に焼き付けてきました( ̄∇ ̄)
光の雨が降っている様で綺麗でしたよー!
皆で拍手喝采!
火が消えた後もお楽しみがあります。
からかさに付けられてる花(学校行事の飾り付けでよく作る、あの薄い色紙の花)を貰うと縁起が良いらしいのです。
周りは雨でドロッドロにぬかるんでるせいか、あまり激しい争奪戦にはなってませんでした。
一通り落ち着いた所で、もう一つ。
10~15分程の打ち上げ花火もありました\(^^)/ 全くの予想外でより嬉しかった♪♪
これにて祭りは終了。
出店も沢山出てて、地元の子供達も沢山集まってて楽しそうで賑やかで、皆で協力し合って毎年作り上げてる事が伝わる、このお祭りに参加出来て本当に良かったです。 地元の神社に人が沢山集まって何かを楽しむって、何か良いなぁ・・・と温かい気持ちになりました。
ここの神様は幸せだね!
大畑の皆様ありがとうございました♪
次回は群馬県に行きます
→2017夏、おとなり県の祭りの雰囲気に触れたい②~群馬県邑楽郡・おうら祭り~ - 鋼鉄のうばたま