注意:この記事は ラウドパーク2016 の健忘録として、当時印象に残った事をざっと書いています。
・小雨降る中会場待ちをしているとバクパイプの音色が近づいてくる。
2年連続オープニングアクトはバクパイプおじさん(加藤健次郎さんで調べると軽く時空を超える)。しかも2デイズで。
・ノーマークのFlesh Juicerが楽しくて身体温まる。ソリッドでラウドで自然と身体が揺れるノリの良い音は素直に楽しめる。小運動会開催。ボーカルが暑そうな豚の面を終始外さないので中の人の体力凄いなって思う。
・Sound Of Texas聞きながらの酒は旨かったしか覚えていない。酒が旨いという事は音楽が良かったって事だろう。ラウパは13と14以外は参戦しているが、一番酒が旨かったのはゴットハードだった。最高に幸せな気分でノリノリで2杯飲んだ後に前列に走っていった。今思い起こすと涙が出そうになる。最高のロックボイスだった。
・Zardnicはパフォーマーが居れば良いのに。賑やかしが足りない。ただ単に自分に合わないのかも知れないけど、嫌いじゃない音の筈なんだ。すぐに立ち去りLords Of Blackで妙な安心感。正統派パワーロック。力強くて伸びのある良いボーカル。心地よいメロディとリフで楽曲も良い。優等生と書くと逆に響きが悪いかな。でもそんな印象。
・ブランチに去年印象の良かった鮪丼を喰う。メタルライヴ観ながらの食事とビールで幸せを噛みしめる。ここは天国である。
・Aldiousは和製嬢メタル。以上。

- アーティスト:ミラス
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: CD
・Myrathは今年のラウパでの大きな収穫の一つだった。エキゾチックな雰囲気が漂うノリの良いシンフォニックメタルは超好み!これはCD買わねばなバンドだし今後が凄く楽しみ。(2日目の夕方辺り、エクストラステージへ歩いていると、ボーカルともう一人誰かと並んで歩いているのとすれ違った・・・と思う。まさかとびっくりした顔の私に何か言ってそのまま通り過ぎていった。英語力つけたいと強く思う。)
・RageとMasterPlanとブースを行ったり来たり。マサイトーの等身大(?)パネルにビール吹きそうになる。トイズファクトリーさんのサンプラーCDが今年も無くてガッカリ。もう作ってないの?あと、オフィシャルバーのコスプレの質が落ちてるのはおばちゃんも不満に思っています。
・ArmoredSaintは1枚だけ持ってるけど、そこそこ好きな程度なので次のExodus待機しつつ離れて横目で観る事にする。・・・が!すぐに柵側に駆け寄る事になる。何この吸引力?!ジョン・ブッシュの歌唱力がダイソン並みに客を引き寄せる!胸がワクワクする!90年代からのメタルファンのにとって、ジョン・ブッシュ=アンスラで凄く巧かった人、という印象なのだが、何故このバンドの良さを気付けなかったのか・・・。CD聴き直そ。あと歯がキレイで魅入る。歌の巧さって歯並びもきっと重要なんだな。
・Exodusはとにかく良い!理屈抜きにただただ楽しい!当然大運動会が開催される。走れ走れー!!
ステージセットもダサくて良いよね!イカすぅ~♪速くて巧くてギターソロ素敵でヘヴィでアグレッシブでリズムキッチリノリノリのザクザクリフで、これで頭固定出来るスラッシュメタルファン居るの?毎回お祭り騒ぎで最高かよと。今回もありがとう!!!ゲイリーの事はスレイヤー命な私としてはFU・KU・ZA・TU☆
・DangerDanger観れなかった・・・。Exodusは今後何度も観る予定だから途中で抜けて行こうと思ってたのに、つい楽し過ぎて忘れてた・・。絶対観ようと決めてた一つだったのに。またラウパに来てね。タイムテーブル恨む。
・QueensRycheを観つつ、続くチルボドに備えご飯。サブステージはご飯会場。相変わらずQueensRycheはQueensRycheで、妙に落ち着いた気持ちで観てた。しかしクリマンよ、会場逆じゃね?と思いながら軽くチェックする気持ちでメイン会場に戻る。が!Shinedownは想像以上に曲もパフォーマンスもとても良かった。モダンでアグレッシブで印象に残るメロディラインは癖になる。今回のラウパでファンを増やしたに違いない。私もその一人。CD買います。筋肉タトゥー+スーツ(ベストとネクタイ付き)カッコいいけど辛く無いのかな?暑そうでおばちゃん心配。
・私の中でChildrenOfBodomは初日のメインの一つでした。(も一つはエクソダス)。チルボドもラウパで観て即大ファンになったんだよなぁ。アレキシのどこがかっこいいの?って言ってた過去の私をぶん殴ってやりたい。あのステージオーラの凄さは何なん。メロディアスでアグレッシブでギターが超絶巧くて冷たいキーボードの音が最高にクールで、この北欧メタルまじ最高。どの時代の曲も好き。あと音楽以外の事を少し・・。アレキシの毒霧(酒?)吹き相変わらずカッコいい。ヤンネさん、演奏の合間にコロナ何本一気飲みすんの?5本迄数えて止めた。日本語MCもご機嫌で披露してくれる。「ヤンネさんいつもベロベロ。でも日本語ペラペラ(カタコト)」に草+萌え。演奏中にアレキシのギターに何らかのトラブル発生。弦切れた?スペア取りに消えるが若干遅くて「どした?」と思ってると、ギター無しのアレキシが猛ダッシュでマイク前に登場!!ヤンネ超笑ってるしwwギター持ってないアレキシが歌ってるっていう超激レアな光景!勿論すぐにスタッフがギター持って来たけど、あの違和感たるや忘れられない。曲の流れ的には違和感なかったのは二日酔いダニエルさんが頑張ってたのかしら。色々大満喫出来たライヴだったな。改めてこのバンドをずっとずっと見続けていたいと思う。いつかラウパのトリになる時代が来るのかな。

- アーティスト:チルドレン・オブ・ボドム
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: CD
・Dokkenを後方で観ながらちょい休憩。足が超痛くて先が思いやられる。ジョージ・リンチってホントどうしようもなく「天才」だよなぁ・・・って思いながら眺めてた。前にリンチボムでラウパ来た時、ケバブサンド食べながら歩いていたら、サイン会に向かうジョージと偶然目の前で遭遇。驚きつつもつい手を伸ばすと気さくに握手してくれた(そしてスタッフに怒られた)。あのセクシーな笑顔と大きな手の感触は忘れられない。私の心の宝物。
・Scorpionsは説明無用の偉大で巨大なバンド。私も勿論アルバムは数枚持っている。好きな曲もある。が、嫌いじゃない程度の想いしかバンドには無かった。そんな私がいかに見る目が無いのか、1曲目から存分に思い知らされることになる。巨大スクリーンに埋めつくされたステージはクールだし、何しろ演奏もパフォーマンスの魅せ方も流石流石の超一流。ガツっと世界に惹きこまれて私はあっという間に大ファンになった。クラウスさんのあの抜けるような歌声はどうだ?!うちの親父と同い年の声だとは信じられない!何となく一瞬、小田和正が頭を過ぎる。あ、クラウスさん、荒城の月も良いですけど、一度小田さんの歌もどうですか?足の裏が痛いのなんて忘れてずっと魅入ってた。Wind of chengeで何故か泣きそうになった。メンバーの笑顔の多さも印象的。ミッキー・ディーが正式加入してたの驚いた!ミッキー紹介後、巨大スクリーンでレミー映し出してドラム音大きめでのOver Killはカヴァーは泣いてしまうだろう!!ミッキーの叩くOver Killが聴けて嬉しい。改めて最高のドラマーです。アンコールではウリ仙人が参加してくれるしサービス良過ぎでしょ♥飽きる事の無いステージ運びは流石でしたが、あれ?なんか長くない?と少し思いまして、そしたら全然少しどころじゃなくて、80分の予定が120分も演ってくれてました!!w蠍団ホントありがとう♪
初日なのにもう疲労感と筋肉痛と声枯れが酷くて、おばちゃん明日大丈夫かなと不安になる中、栃木へ一旦帰宅。
次回へ続く。

ブラッド・イン・ブラッド・アウト【通常盤CD/日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入】
- アーティスト:エクソダス
- 発売日: 2014/10/22
- メディア: CD